当社グループは、地球環境保護への取組みを経営の重要課題の一つと位置づけ、長期的な視点から持続可能な地球環境と社会の実現に向けた活動をグループ一丸となって推進することを目的に「環境ビジョン2050」を策定しました。当社グループでは、本ビジョンをもとに、クリーンエネルギー製品や省エネ製品の市場供給や新技術の開発等によって環境負荷低減の貢献度を継続的に高め、グローバルな環境先進企業を目指します。
環境ビジョンについて
「環境ビジョン2050」では、新電元グループが目指す持続可能な社会を「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」と定め、事業活動のみならず、2050年を目標にバリューチェーン全体を視野に入れた環境負荷の最小化を目指し、下表の取組みを推進します。また、マイルストーンとして、「2030年度 環境目標」を合わせて設定、SDGsマテリアリティの実践を通じて環境に貢献してまいります。
環境ビジョン2050 | ||
次世代へつながる豊かな地球環境こそが価値ある未来と考え、 持続可能性を追求し、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現に貢献します。 |
||
《脱炭素社会への貢献》 バリューチェーン |
《循環型社会への貢献》 資源の有効活用と |
《自然共生社会への貢献》 生物多様性の |
2030年度 環境目標 | ||
《脱炭素社会への貢献》 ▽生産時のCO2排出量46%削減(2013年度比) 当社グループの事業活動に伴うCO2排出(Scope1*およびScope2*)とサプライチェーンのCO2排出(Scope3*)の両側面において脱炭素化を推進する。 |
《循環型社会への貢献》 ▽リサイクル率99.9%以上を継続 限りある資源の有効活用に継続的に注力することで、循環型社会への貢献度を高める。くわえて、エネルギーの効率的な利用につながる環境配慮型製品および技術の開発を強化する。 |
《自然共生社会への貢献》 ▽水資源の保全促進 自然共生社会の構築に不可欠であり、また、当社事業活動においてきわめて重要な水資源の保全を促進するとともに生物多様性および森林の保護活動を強化する。 |
*Scope1:事業者らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
*Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
*Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)