サステナビリティ最新情報

「ホワイト物流」推進運動 自主行動宣言を提出

新電元工業は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動に賛同し、2024年10月2日に自主行動宣言を提出しました。
当社では、2024年5月に国土交通省などが行う「国際海上コンテナ(20ft)の鉄道輸送による実証試験」へ協力したほか、2022年度からは当社と同じ埼玉県に事業拠点をもつ事業者と協業して共同配送サービス「グリーン物流」に取組むなど、物流の効率化による二酸化炭素排出量の削減や輸送コストの削減に取組んでいます。

「ホワイト物流」推進運動は、トラック運転者不足の解消と物流の効率化を目指し、国土交通省が経済産業省や農林水産省と連携して取組んでいる運動で、物流の安定確保と労働環境の改善を通じて、経済の成長に寄与することを目的としています。2019年4月の呼びかけ以降、2,600社を超える企業が参加しています。

2024年度朝霞市こどもイラストコンクール「未来の乗り物を描こう!」を開催

新電元工業は、2024年度朝霞市こどもイラストコンクール「未来の乗り物を描こう!」を開催し、地域の子ども達から”未来の朝霞市にあったらいいな”と思う乗り物のアイデアを募集しました。
本コンクールは、朝霞市に住む小学生を対象に、夏休み期間を利用した8月の一カ月間にわたって作品募集が行われました。応募総数は534件にのぼり、数ある作品のなかから受賞作品6点が決定されました。
個性と創造力にあふれる素晴らしい作品が多数集まり、地域の子ども達とともに未来の社会やモビリティについて考える良い機会になりました。

国土交通省の実証試験に協力、物流問題対策で

新電元工業は、国土交通省などが行う「国際海上コンテナ(20ft)の鉄道輸送による実証試験」に協力し、5月24日に荷主として参加しました。
当社では巻線(磁性部品)を自社開発しており、一部、大黒ふ頭から新潟港までトラックで運送したのちに国外の製造工場への部材出荷を新潟港から海上輸送にて行っています。
今回の実証試験で、国土交通省やJR貨物らは2024年物流問題への対応やカーボンニュートラル推進の一環で、トラックによる陸送からの代替手段として、鉄道輸送と新潟港からの海上輸送を直接結ぶ運送ルートの構築を検討しており、連携するメリットや課題の検証を行いました。
当日は東京貨物ターミナル駅から新潟県の旧藤寄駅まで鉄道輸送されたコンテナが新潟港(東港区)まで無事到着したことなどが確認されました。

「新電元グループ健康宣言」を制定しました

新電元グループは人的資本経営の一環として健康経営に取組むため、2024年4月15日に「健康宣言」を制定致しました。
健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することで人財のパフォーマンスを向上させ、中長期的な企業価値向上へつなげてまいります。

新電元グループ 健康宣言

新電元グル-プは、「新たな価値創造と持続的な成長」を実現するため、成長の礎である役員と従業者およびその家族の心身の健康づくりに取り組んで参ります。
健康経営の推進により不健康や疾病による生産性の低下を防ぎ、イノベ-ションの原動力となる自発的な改善活動と成長を活性化させ、価値ある未来を創ります。

代表取締役社長 田中信吉

健康推進体制

代表取締役社長が委員長を務める「サステナビリティ委員会」の直下に「健康推進委員会」を置き、健康経営に関わる戦略の立案と実行に取組んでいきます。

健康経営がもたらす効果

新電元工業では、不健康や疾病による生産性の低下を防ぎ、自発的な改善活動と成長を活性化させるために、その状況を以下の指標で把握しています。

  • ※1 測定方法:SPQ(東大1項目版)0~100%を用いた従業員調査、実績値は100-全従業員平均。
    ※2 測定方法:アンケートで聴取した“病気による休暇取得日数”の全従業員平均。
    ※3 測定方法:新職業性ストレス簡易調査票2問を使用、最低1点~最高4点の全従業員平均。

あさか産業フェア2024に出展、地域住民と交流をはかる

新電元工業は2月4日、朝霞市産業文化センター(埼玉県朝霞市)で行われた第17回あさか産業フェア2024に出展し、来場した地域住民と交流をはかりました。

当日は会社紹介のパネル展示のほか、来場者参加型の半導体を使ったタイムトライアルのゲームを催し、朝霞市周辺の住民へ当社を知ってもらう活動を行いました。

2021年の朝霞事業所開業以降、コロナ禍も重なり地域のイベント出展は見送られてきましたが、朝霞市とその周辺地域とも交流を深め、社会から必要とされる企業を目指します。

SBT 認証取得のお知らせ

新電元工業株式会社は、2023年10月4日にSBT(Science-based Targets)認証を取得しました。

当社では『環境ビジョン2050』を掲げバリューチェーン全体を視野に入れた環境負荷の最小化を目指し取組んでおり、2030年までにScope1とScope2における温室効果ガス排出量を42%削減することなどの目標を掲げています。この温室効果ガス排出量削減目標が、パリ協定およびCOP26での「1.5℃目標」を達成するための科学的な根拠に基づいた目標であることが国際的イニシアティブSBTi*1から認められ、SBT認証を取得するにいたりました。
今後も当社グループが特定するSDGsマテリアリティの実践を通じて環境貢献を加速させてまいります。

新電元グループの温室効果ガス削減目標(すべて2021年度基準)
Scope1およびScope2排出量(自社グループの事業活動による温室効果ガス)の合計を2030年度までに42%削減
Scope3:カテゴリ11排出量(販売した製品の使用により発生する温室効果ガス)を2030年度まで25%削減

*1「SBTi」とは:
国連グローバル・コンパクト (UNGC)、世界自然保護基金 (WWF)、CDP (カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、世界資源研究所 (WRI) により2015年に設立された共同イニシアティブです。気候変動による世界の平均気温上昇抑制に貢献する、科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標:SBT(Science-based Targets)の策定を企業に働きかけると共に、その審査・認定を行っています。

2023年度新電元グループ改善事例発表会

5月26日、朝霞事業所イベントホールで「2023年度新電元グループ改善事例発表会」が開催されました。
新型コロナウイルスの影響で、当社グループの生産工場等の代表者が集まって開催することは見送られてきましたが、今年は4年ぶりに世界各国から代表が参加し、発表会を実施することとなりました。
1日かけて行われた発表の結果、社長賞は広州新電元の「SH748AA 手搭載作業工数の削減」、品質担当役員賞は新電元ベトナムの「Tester control systemによるテスター不具合の早期復旧」が選ばれました。
休憩中などでは拠点間の交流もみられ、和気あいあいとした雰囲気に包まれた一日となりました。

  • 改善事例発表会

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