事業活動と環境負荷低減活動

 新電元グループでは、事業活動における地球温暖化対策、化学物質削減、廃棄物削減および水資源、生物多様性等の環境負荷低減および環境リスクの低減に努めています。
2017年度、具体的に行った取り組みの中から、特にお伝えしたい活動事例について紹介します。

パナソニック株式会社よりECO・VC「金賞」

 新電元工業は、パナソニック株式会社より施設向け照明機器のCO2削減について貢献したことが認められ2017 年度のECO・VC 賞「金賞」を受賞しました。
ECO・VC 活動は、パナソニック株式会社が取引先と一体となって「コスト合理化」「環境貢献(CO2削減、資源への配慮)」「商品力強化」「発展性」を推進し、地球環境に貢献する活動です。これらに加え、取組み内容に対する「先進性」、「難易度」を高く評価されています。
今回表彰の対象となった施設照明用IC(MCZシリーズ)は、1パッケージに2つの部品を実装できたことで部品点数・実装面積、重量およびCO2排出量の削減に貢献しています。
引き続き、新電元グループの技術がより多くの製品開発、価値提供に貢献できるよう取り組んでいきます。

従来製品との比較
実装面積 -45%
重量 -32%
CO₂排出量/年間 -50.4t-CO₂
  • ECO・VC賞「金賞」

低炭素社会造りへの貢献

 新電元グループでは、気候変動影響の緩和策や適応策として、地域社会と共に「パリ協定」が目指す脱炭素に向けた持続可能な社会創りに貢献しています。
当社の半導体の主力生産会社が山形県東根市にあることから、山形県が取り組んでいる「山形県民CO2削減価値事業」に応募し、その購入先4社に選定されました。
この事業は、再生可能エネルギー発電設備の使用で発生したCO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証(J-クレジット)し、企業がクレジットを購入することで低炭素社会実行の目標達成やカーボンオフセットなどの用途に活用できる取組みとなっています。
2018年2月13日に締結式が山形県庁で執り行われ、吉村知事と購入先4社の間で今後も地球温暖化対策に連携して取り組んでいくこと、同クレジットの購入代金は次年度の山形県の環境保全事業にご活用いただくこと等を確認しました。
新電元グループは、引き続き電気機器の製造会社として再生可能エネルギーの活用を含めた温室効果ガスの排出削減に積極的に取り組み、2015年国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の課題7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに)、課題13(気候変動に具体的な対策を)等の解決に努めていきます。

  • 売買契約締結式(右 吉村知事)の様子

化学物質管理への取り組み

 新電元グループでは、環境目的に「化学物質管理の推進」を掲げ、化学物質の管理の強化・徹底を図っています。
新電元工業飯能工場及び国内グループ会社で構成されている化学物質管理推進部会を中心に、国内はもちろん海外法規制の最新情報を共有し、REACH規則、EU RoHS 指令制限対象フタル酸エステルおよび水銀汚染防止法に関する種々の課題や、グリーン調達の推進、ノンフロン設備への転換、製品含有化学物質及び工程使用化学物質の管理の推進等に取り組んでいます。

サプライチェーンCO2排出量の管理

高電圧直流給電(HVDC)システム」を対象にしたLCA&スコープ3

LCA(ライフサイクルアセスメント)

評価対象CO2排出量(1台あたり)
エネルギー(電力・水) 0.2t-CO2

評価対象範囲:新電元スリーイー事業所内

  1. インベントリ分析を実施
  2. CO2排出量に関する影響評価を実施

スコープ3

カテゴリCO2排出量(1台あたり)
1 購入した物品・サービス 0.6t-CO2
4 輸送、配送(上流) 0.35t-CO2
5 事業から出る廃棄物 1.0t-CO2
7 従業員の通勤 9.0t-CO2
9 輸送、配送(下流) 21.1t-CO2

スコープ3の15カテゴリの一部を試算しました。

  1. 一次データを使用を活用し算出
  2. 推計値および二次データを活用し算出

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