サステナビリティに関する考え方および取組み
当社グループのサステナビリティとは、私たちの約束「声を聞き、先を読み、価値ある未来を創る」、ブランドステートメント「New power. Your power.」、企業ミッション「エネルギーの変換効率を極限まで追求することにより、人類と社会に貢献する」を実践し、経営理念である「社会と共に、顧客と共に、従業員と共に、成長する企業」を実現することにあります。
第16次中期計画では、これまでのCSR活動をESG視点で主に“リスク”対応を強化し、事業活動と共に社会課題の解決を推進してきました。第17次中期計画では、さらにサステナビリティ視点に立ち“機会”の要素を広く取り入れたマテリアリティに見直し、経営方針に組み込んで持続的な成長と企業価値向上を実現し、持続可能な社会貢献に努めます。
企業ミッション |
「エネルギーの変換効率を極限まで追求することにより、人類と社会に貢献する」 |
新電元グループのサステナビリティ基本方針
新電元グループは、『企業ミッション』の実践とともに、ESG(環境・社会・ ガバナンス)経営を積極的に推進します。持続可能な社会の実現に貢献し、長期的な視点での企業価値の向上に努めます。
ついては、以下を推進します。
・『環境ビジョン』を掲げ、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」 の実現に貢献します。
・人権と多様性を尊重し、ステークホルダーエンゲージメントの向上を図ります。
・人材育成と社内環境整備を通じて、「安心・安全」で働きがいのある職場づくりに努めます。
・公正かつ透明性の高い経営を行い、幅広いステークホルダーの信頼と期待に応えます。
サステナビリティ全般に関するガバナンス及びリスク管理
中期経営計画では、4つのマテリアリティを実践することで持続可能な企業価値を創出します。
マテリアリティ(重要課題)
1.環境配慮型製品による価値提供
2.事業活動と環境との調和
3.多様で、働きがいのある職場づくり(ウェルビーイング)
4.持続的かつ公正・透明性が高い経営基盤の強化
これらのマテリアリティに関する数値目標(KPI)や非財務課題の解決に向けて、代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ委員会を中心に、配下にCSR推進部会および各種関連委員会を設置し、統合的な管理体制を構築しています。
サステナビリティ推進体制
サステナビリティ委員会の構成と役割
- 委員長:代表取締役社長
- 委員:取締役、上席執行役員、サステナビリティ担当役員
- 役割:サステナビリティに関する全社方針の策定、進捗状況のレビュー、各関連委員会の活動統括
サステナビリティ体制図
指揮命令系統と報告体制
- サステナビリティ委員会の下に、CSR推進部会および関連委員会(環境委員会、人権委員会 等)が設置されています。
- 各委員会・部会は、担当部門と連携しながら、年度ごとの課題や中長期目標に取組みます。
- 各委員会・部会の進捗状況は定期的にサステナビリティ委員会へ報告され、サステナビリティ委員会によるレビューを受けます。
- サステナビリティ委員会での評価結果は、次年度の目標設定や改善施策に反映されます
権限と責任
サステナビリティ委員会は、全社的なサステナビリティ基本方針及び年度方針を決定し、各委員会の活動を監督します。
各関連委員会・CSR推進部会は、サステナビリティ委員会が定めた方針に基づき、具体的な施策の立案・実行を担います。
指標と目標
サステナビリティ基本方針及び年度方針に沿って的確に取組みを進めていくため、マテリアリティの項目ごとに取組みと指標、目標(KPI)を決めています。
モニタリングの実施
サステナビリティ委員会では、KPIの達成状況およびサステナビリティに関する施策の進捗状況を定期的にモニタリングし、取組みの強化を図っています。