DC/DCコンバータ

地球温暖化防止に向けたCO2削減に対応するために国や地域で燃費・排ガスの規制が行われており、その対策として電動モータでクリーンに走行可能な環境対応車(EV,HEV,FCV)の普及が進んでいます。これらの自動車は、電動モータのエネルギ源となる高圧バッテリの電力を低圧バッテリ電圧に変換するシステムが一般的で、その電力変換の役割を担っているのが降圧DC/DCコンバータです。
また、今後は自動運転システムのような高機能な装置を搭載した自動車が増加していることから、これらの機能を安定して継続動作させるための降圧DC/DCコンバータはより一層重要な部品となっています。

EV (Electric Vehicle)とは

電気をエネルギ源に走行する車両で、電動モータによるスムーズな加速が可能です。

HEV (Hybrid Electric Vehicle)とは

ガソリンと電気の両方をエネルギ源として走行する車両で、エンジンとモータの優れた特性を併せ持ちます。

FCV (Fuel Cell Vehicle)とは

水素を燃料として走行する車両で、水素が酸素と化学反応する際に行われる発電をエネルギ源として走行します。

特長

自動車のエレクトロニクス化の進展に伴い、電装品が必要とする電力は増加の傾向にあります。一方、車両には高圧系バッテリーを始め、インバータやモータなどの搭載も必須であるため車両における実装は世代毎に高密度化の傾向であり、DC/DCコンバータは電力容量を増加させながら一層の小型化・軽量化が要求されています。その期待に応えるため、新電元ではソフトスイッチング回路による低損失化や高放熱・熱分散技術の採用だけでなく、DSP(Digital Signal Processor)を用いたフルデジタル制御による最適な電源制御と安全設計、上位ECUとの通信などを可能にしています。
回路・構成部品を流用した空冷タイプを標準品として、お客様のご要求に合わせた非防水水冷タイプ、防水水冷タイプと、様々な車両の冷却方式に対応できる特長を有しています。

降圧絶縁コンバータ

  • 降圧絶縁コンバータ
用途 HEV/P-HEV/EV/FCV向け

高圧系バッテリーから低圧系バッテリー(12V)へ高効率で電力変換する空冷タイプの絶縁型DC/DCコンバータです。

仕様

下記の入力電圧範囲の仕様を用意しております。

入力電圧範囲

標準仕様:DC180V~DC310V
派生機種:DC90V~DC410Vの範囲でラインナップ有り

出力電圧 7~16V
出力電流定格 150A(定格) 175A(最大)
冷却方式 空冷
特長 効率 最大95.4%

防水型降圧絶縁コンバータ

用途 HEV/P-HEV/EV/FCV向け

高圧系バッテリーから低圧系バッテリー(12V)へ高効率で電力変換する防水水冷タイプの絶縁型DC/DCコンバータです。

仕様

下記の入力電圧範囲の仕様を用意しております。

入力電圧範囲

標準仕様:DC180V~DC310V
派生機種:DC90V~DC410Vの範囲でラインナップ有り

出力電圧 7~16V
出力電流定格 150A(定格) 175A(最大)
冷却方式 水冷
特長 効率 最大95.4%

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