Insider view 女性社員に聞いてみました

Cross Talk 女性社員座談会
新入社員インタビュー!
先輩社員に聞いてみました。
女性社員が集まってホンネで語り合いました。
仕事のこと、会社のこと、将来のこと…。等身大の新電元工業の姿が見えてくるかも…。

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先輩

実装構造設計

S.F
2016年入社 
工学部機械工学科卒業

積極的に挑戦させてくれる環境に魅力を感じ、中途社員として入社しました。現在EV充電器の構造設計を担当しています。1歳の息子のママです。

先輩

営業

M.T
2018年入社 
文学部日本文学科卒業

文系の出身ですが、ものづくりに興味があったこと、海外ネットワークの広さに惹かれて入社しました。現在は主に営業として、EV充電器や半導体製品の拡販を行っています。

後輩

人事

K.O
2021年入社 
外国語学部 ドイツ語専攻卒業

大学で海外の言語や文化を学んでおり、海外でのビジネスに関心がありました。社員の方々の誠実な人柄にも惹かれ入社しました。現在は新卒採用、社員研修等を担当しています。

後輩

半導体プロセス(IC)設計

M.N
2021年入社 
工学府電気エネルギー工学専攻修了

学生時代にICを研究しており、その専門性を活かしてサステナブルな社会の実現に貢献したいと考えて入社しました。今はICの基礎的な勉強に集中しています。

後輩

営業

Y.D
2021年入社 
文学部英文学科卒業

事業の海外比率の高さとものづくりという部分に魅力を感じて入社しました。現在は主に半導体の直販営業を担当しています。

※記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。

新人N:当社は女性技術職が少ない環境にあります。私自身は理系として男性の中で学んできたので特に抵抗はないのですが、先輩は女性社員ということで困ったことや不利に感じたことはありましたか。
先輩T:私も入社前はいわゆる“体育会的”な雰囲気じゃないかと心配していました。営業も圧倒的に男性が多いですから。でも実際は皆さん穏やかで、とても優しく接してくれます。父親世代の先輩も多く在籍していますが、私のことを娘のようだと言ってくれます。

新人D:そうした父親世代の先輩とどう距離を取ったらいいか、私も迷いました。カジュアルすぎてもよくないし、堅すぎるのもどうかと。
先輩T:自然体でいいと思います。女性だからと特別扱いされることもないし、普通に接していれば特に気まずく感じることもないのでは。

先輩F:女性社員が少ないから、逆に女性同士が仲よくなれるっていう面がありますよね。部署を超えたコミュニケーションが盛んだし。

新人O:その点は実感しています。私は中高が女子高だったので入社後は少し新鮮な環境でしたが、慣れた今は女性の数が少ないからこそ顔を覚えてもらいやすかったり、先輩社員に気にかけて頂けたり、そういった良さのある環境をありがたく感じています。

新人D:どんな集団でも、男女関係なく苦手な人っているじゃないですか。でも当社はそんなことがなくて、いい人ばかりだなって感じています。
先輩T:そんなふうに言われると、すごく嬉しいです。

新人O:文系出身でも大丈夫かということは気になりましたか?

先輩T:私も文系しかも女子大出身なので、最初は「電気って何?」というレベルからのスタートでした。もちろん自分なりに勉強したけれど、苦労したのは確かです。でも先輩と一緒に商談の経験を重ねるうちに自然と知識が身についてきて、今ではお客様から「スピーディーな対応で助かったよ!」と言われることもあり、とてもやりがいを感じています。

新人D:Tさんの言葉を聞いてちょっと安心しました。私も文系で電気の知識がない中での半導体営業担当となり、不安を抱えながらスタートしましたが、営業向けに定期的に講座を開いてくださるなど、勉強の機会が豊富に用意されているので、今は基礎から知識を吸収しているところです。

新人N:文系だけじゃなくて、理系出身の私もわからないことだらけです。今はICの基礎を集中的に勉強しているのですが、自分の分からないことを言語化することすらできなくて質問もなかなかできません。先輩はそんな私を察して「聞きたいのはこういうことでは」と先回りしてフォローしてくれます。
先輩F:先輩は「新人なんだから知らなくて当たり前」と思っているから大丈夫。新人Nさんのように「どこが分からないかも分からない」状態もしっかり見えているので安心してください。とにかく1年目は勉強の期間と割り切っていいと思います。今学んでいることは、将来必ず自分の財産になると思います。

新人O:ライフステージの変化は女性にとって大きなテーマです。結婚や出産というライフイベントと仕事を両立できる環境や制度についてはいかがですか?
先輩T:Fさんは子育て中ですよね?

先輩F:ええ、1歳の男の子がいます。私の場合、産休を取得するタイミングとコロナ禍がぶつかってしまいました。初めての出産にコロナ禍ということでとても不安だったのを覚えています。

先輩T:当時はまだ在宅勤務のルールも確立していなかったので、大変でしたよね?

先輩F:そうなんです。社会的に在宅勤務に移行しつつある頃でした。不安な思いで上司に相談したところ、上司は「よし分かった、明日から在宅勤務できるようにするから」とすぐに動いてくれ、関係部署と調整していただけました。在宅勤務用のPCもあっという間に用意してくれましたのでとても助かりました。

新人D:素晴らしいですね!

新人O:そういう上司がいらっしゃるというのは、とても勇気づけられます。

新人N:育児休業はどれぐらい取得されましたか。

先輩F:保育園に入園するタイミングで復職したので、10ヵ月間取得しました。当社は育児就業の女性取得率と職場復帰率は100%です。出産育児支援制度はずいぶん充実していると感じます。

新人N:時短勤務制度も利用されていますか。

先輩F:今の勤務時間は15時半までで、在宅勤務制度も利用していて出社は週に2日です。子どもの体調が悪いときなどに助かるのはもちろんのこと、通勤時間が省略できて仕事がはかどるのはありがたいです。

新人D:新しいワークスタイルそのものという感じですね。

先輩F:そうですね。実は夫も当社の社員で、子育てを積極的に手伝ってくれるんです。繁忙期に私が残業すると代わりに夫が早く帰って子どもの面倒をみてくれます。

先輩T:子育ては女性だけの仕事ではなくて夫婦が協力するものという意識を持つ男性社員が、当社には多いのでしょうね。

新人O:Fさんのお話を聞いて、漠然と感じていた仕事と子育ての両立への不安が少し解消されたように思います。 こういう風に相談出来る先輩がいらっしゃることが心強く感じます。

新人D:先輩方はどのようにワークライフバランスの充実を図っていますか。

先輩T:フレックス制度を利用して自分の時間を楽しんでいます。実は私は朝がちょっと苦手なので、そこで出勤はやや遅めの9時半にしています。仕事の状況を見ながら柔軟に調整できるのがありがたいです。

新人N:フレックス制度は今まであまり使っていませんでしたが、先輩と相談しながら活用していきたいと思います。
先輩T:有休休暇が取りやすいのも魅力ですよ。週末に有給休暇をうまく組み合わせて、リフレッシュしています。

新人O:当社の年間休日数が130日もあるんですよね。とても多いと感じています。

新人N:私が年末年始の計画を考えていたら部署の先輩が「有給休暇と組み合わせればいいよ」とアドバイスしてくれました。おかげでたっぷりとお休みを満喫でき、先輩には感謝しています。
先輩T:私はゴールデンウィークにも有休を組み合わせて長い連休を取りました。当社は夏休みも長くて、昨年(2021年)は10連休でした。

新人D:私も出身は関西なのですが、帰省などもしやすくありがたく感じています。そういった充実した環境だからこそ、一日でも早く戦力となり会社に貢献したいと思っています。
先輩F:新人のみんなはコロナ禍での入社だったけれど、同期とのコミュニケーションはしっかり取れてますか。

新人O:私は同期の仲間が比較的近くに住んでいるので、休日にはよく一緒にご飯を食べに行きます。

新人D:勤務地が朝霞市なので、皆さん割と近くに住んでいるんですよ。これが都心の会社だと住むところはバラバラで広範囲にわたると思うのですが、朝霞でよかったなあって、しみじみ感じます。
先輩T:よかった!同期って大切な存在だから、気になっていたんです。まるで皆さんの母親のような気持ちです。

新人N:先輩の将来の夢を教えてください。

先輩F:自動車のEV化は加速する一方です。この有望なマーケットで急速充電器の設計などで活躍したいと思います。他社にはない強みを見つけてブランド力を高めることが重要だと思うので、技術力を磨き、ぜひこの分野の第一人者になりたいと思います。

先輩T:設計は先輩Fさんに任せて、私は営業としてEVに関わる製品の売上拡大に更新したいと思います。長期的には間接部門として働くことが目標です。営業としての経験を活かし、次は営業を支える立場で貢献できたら嬉しいですね。

新人N:私は子供の頃から自然の中で過ごすのが大好きでした。だから仕事を通じて環境保護や脱炭素社会の実現に貢献できたらと思っています。とはいえ今はまだ勉強することが仕事のようなものですから、とにかく知識の吸収に努めていきます。

新人D:営業としての役割はお客様にいい製品を提案することですが、私はそこで得た情報を開発部門や製造部門にフィードバックすることで、よりよい製品づくりに貢献したいと考えています。ものづくりに携わりたいというのが入社時の希望だったので、そんな形で関われたら嬉しいですね。

新人D:私はキャリアプランはまだ明確ではないのですが、まずは目の前の仕事に真摯に向き合い、早く先輩方に追いつきたいと考えています。その上でどんな仕事をすることになっても私だから提供できる価値にこだわっていきたいと思っています。
先輩T:みんな、とてもしっかりしてる!

先輩F:私たちが先輩に見守られて育ってきたように、これからも私たちが皆さんを見守っていきたいと思います。

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