About
新電元工業の使命や、業界における強み・役割など、パワーエレクトロニクス分野のリーディングカンパニーとしての魅力をご紹介します。
世界中の人々の暮らしを支えている「電力」。
皆さんはこの電力が我々の元に届くまでに多くの電力ロスが発生しているのはご存知でしょうか?
実に送電の過程で、変電所での電圧変換や送電線の抵抗によって火力発電所数基分もの電力が失われていると言われています。
また我々の生活を豊かにしている様々な電子機器や自動車などで使用される電力もその用途によって、電力の形を変換して使用されていますが、その際にも電力のロスが発生しています。
つまり我々が電力を使用すればするほど、使用した分だけではなく、ロスとなっている電力が発生しており、それが結果的に環境社会に対して大きな損失になっているのです。
そのロスを少しでも減らす技術、それが「パワーエレクトロニクス」であり、新電元工業の得意とする技術なのです。
新電元工業は「エネルギーの変換効率を極限まで追求することにより、人類と社会に貢献する」というミッションを掲げ、電力を効率よく制御することで、世界中の人々や環境社会に対して貢献しようという想いを持った企業です。
新電元工業は、モビリティを中心として、新時代のエネルギー製品から、産業機器、情報・通信からホームアプライアンスまで多岐にわたる活躍分野があり、幅広い技術力を持っています。
3事業すべてで国内外トップシェアの製品群を抱えています。次世代成長市場をモビリティ市場と捉え、3事業一体となって、EV等のモビリティ市場に、多角的に製品を提供しています(パワー半導体、パワーモジュール、電装品、充電器など) 。
国内拠点に加えて、今後マーケットの拡大が見込まれる東南アジアを中心とした世界に広がるネットワークを駆使して、世界に対し技術力をアピールします。コロナ禍前は直接、コロナ禍後はオンラインを中心に展示会などにも積極的に参加しています。
次世代の環境対応自動車に搭載される電装事業部門のDC/DCコンバータ(電源)において、電子デバイス事業部門と協力し新規のパワーモジュールを開発・搭載することにより、従来品より体積が半減することができました。このように電源開発の核となるパワー半導体を同じ事業所で設計・開発しているからこそ、お互いの技術向上に繋がっており、それこそが新電元工業の技術の強みとなっています。
新電元工業では、研修だけでなく、社員各々が業務を通じて、自主的に成長を図る事ができる社風があります。お互いを尊重し高め合いながらキャリアを積んでいくことで、永続的に成長していくことができます。
事業発展に向けて、短期的ではなく、10年先を見据えた長期的なビジョンを策定しました。パワーエレクトロニクス技術を生かし、地球環境に配慮した先進的なソリューションを生み出して持続可能な社会に貢献し、あらゆるステークホルダーから必要とされ続けるパワーエレクトロニクスカンパニーを目指します。