人事担当取締役インタビュー

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Q1.御社の人的資本経営に対する考え方をお聞かせください。
御社の人材の強みをどのように把握されていますか。その強みをさらに伸ばすため、どのような人材戦略を展開していくお考えですか。

当社の人材の強みは、コーポレートブランドで掲げる「―私たちの約束― 声を聞き、先を読み、価値ある未来を創る」にあります。すなわち、社会や顧客の潜在的なニーズを的確に捉える「傾聴力」、変化する市場環境の一歩先を見通す「先見性」、そして新たな価値を生み出し社会をリードしていく「創造力」です。
当社は1949年の創業以来、激動する事業環境の中にあっても、常に社会のニーズやテクノロジーの進化を読み解き、パワーエレクトロニクス企業としてエネルギーの変換効率を追求してまいりました。この姿勢は、一貫して当社の根幹にあり、従業員一人ひとりに脈々と受け継がれています。この精神をさらに引き出し、企業価値の向上へと昇華させるため、現在展開している人的資本経営では「個人の成長と組織の活性化」を重視しています。従業員一人ひとりの能力・キャリアを育むと同時に、組織の横断的な連携を強化し、専門性やアイデアを掛け合わせることによりシナジー効果を生み出し、新たな価値創出を促す環境を整備しています。

Q2.御社の人材投資に対する考え方、現状の取り組みについてお聞かせください。

当社では、企業の持続的成長の実現には人材投資は不可欠であると認識し、従業員一人ひとりの自律的な学びと成長を後押しする環境整備を進めています。
具体的には、各種キャリア研修や教育プログラム、リスキリングにより新たな能力を身につける機会を提供するとともに、自己申告・社内公募制度や社内副業制度の導入により、能力を発揮する場を拡げ、自律的なキャリア形成を促進しています。
また、全社的にDXを展開して業務効率化を進めており、創出されたリソースを製品開発の強化や市場投入スピードの向上など、事業の競争力に直結する領域やより高度な意思決定にシフトしています。
さらに、こうした挑戦を支える基盤として、組織の健全性を示す、独自のエンゲージメント指数を設けています。エンゲージメントを単なる「働きやすさ」ではなく、従業員が「仕事を通じて自己成長を実感するとともに、創出された価値が社会価値につながっていると感じられる状態」と捉え、この指数を定点観測して、従業員一人ひとりが高い意欲をもって能力を最大限に発揮し続けられる風土を醸成しています。

Q3.「長期ビジョン2030」の実現に向け、どのような人材を育成していきたいとお考えですか。

当社の「長期ビジョン2030」では、革新的な技術によって地球環境に配慮した先進的なソリューションを生み出し、持続可能な社会に貢献することで、あらゆるステークホルダーから必要とされ続けるパワーエレクトロニクスカンパニーとなることを目標に掲げています。この実現に向けて、当社では革新的な技術価値を創出する高度な専門性を有する「専門人材」と、事業戦略の立案・実行を担う「戦略人材」の双方をバランスよく育成していきます。
専門人材においては、当社の強みである「半導体技術」「回路技術」「実装技術」の3つのコア技術をさらに深化させ、ソフトウェア領域を含めた複合的な技術力を求めています。昨今は特に車載市場において自動車の電動化・高度化が加速しており、ソフトウェア技術が極めて重要になっています。そのため、パワーユニット事業では、従来からの強みであるハードウェア技術に加え、ソフトウェアの知見・スキルを併せ持つ人材の獲得・育成への投資を強化しています。一方、戦略人材には、変化を踏まえ最適解を導く力を求めています。当社を取り巻く環境は日々目まぐるしく変化しており、そのような環境下でも、自らソリューションや戦略を立案・遂行し、会社全体を目標達成へと牽引できる人材を目指し、育成しています。
こうした専門人材と戦略人材が連携することで生まれるシナジーにより新たな価値を創出し、現在進行中の第17次中期経営計画および長期ビジョン2030の実現へ繋げてまいります。

本ページに記載されている内容は、2026年8月現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。

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