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ソフトウェア設計はハードウェアとソフトウェアを結び付け、お客様の要求を実現する仕事です。私はその中で二輪車向け灯火器制御ユニットで先輩の設計者が設計した内容を検証する業務を担当しています。設計者が起こした設計図を前に、何を検証すべきかを把握するところから仕事が始まります。設計者がお客様の要望に応えるために、どのような意図を持って設計したのかは、図面を見ているだけでは完全には理解できません。その意図を理解する為に、まず自分で仮説を立て、その上で設計者や社内のそれぞれの分野の専門家と話し合い、検証作業を進めていきます。その繰り返しによって、製品が完成へと近づいていきます。その際に必要な事は、設計者の意図を理解し、改善する力とその意図を社内外に説明する力です。ソフトウェア設計において、「人を巻き込む力」が非常に重要になるので、様々な人と協力して、業務を遂行していくことになります。
検証の仕事に集中すると、自分が担当している機能に目が行きがちで、お客様の求めている製品という視点が疎かになってしまい視野が狭くなってしまいます。回路やソフトに関する技術的な問題を含めて、全体を見渡す視点つまりはお客様が求めている製品とは、という視点をいかにキープするかが検証作業の難しさです。検証作業はお客様の要求実現のために様々な意図が組み合わさった設計図を限られた日程の中で、求められている要求が実現できる製品かを確認する仕事です。一つの製品の様々な機能を複数の検証者が担当する為、自分の担当分だけでなく、製品全体のシステムを考えながら検証を進める必要性があります。その為、様々な検証者と連携を取りながら進めるため、全員が共通認識を持って、検証内容に合意が出来た時は達成感を感じます。 検証作業は不具合を見つける最後の砦なので、責任の大きさもやりがいに繋がっています。
ソフトウェア設計は完成車をイメージしながら最適なシステムを設計・検証することで、主体性を持って「モノづくり」に貢献できる非常に魅力ある仕事です。私が就職活動で軸にしていたことは、消費者により良い製品だと認めてもらえる新しい価値を提供できるかどうかです。この仕事は顧客のシステムに大きな影響を与えるため、自分たちが新しい価値を作り上げる一端を担っていることを強く実感できます。現在は設計のイロハを学ぶための検証作業を中心に仕事をしていますが、将来は設計者としてはもちろん、設計全体のプロジェクトリーダーとして、設計全体を統括していきたいと思っています。
配属時からずっと見てきましたが、Fさんの良い点は積極性。将来的に設計担当として活躍することを期待しているので、その積極性を大事にしながら前に進んでほしい。検証作業だけでなく、その他の業務も積極的に取り組み、周りの方からの信頼を得ている点も高く評価しています。周囲を巻き込みながら、新しい製品開発が出来る様に、更なる成長を期待しています。
09:00
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出社
メール、スケジュール確認
社内打ち合わせ
客先問い合わせ対応
昼食
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18:30
19:30
設計資料作成
外部委託先打ち合わせ
設計資料レビュー
スケジュール整理、確認
退社