MS1007SH
アプリケーションノート
概要/特長
MS1007SHは、ラッチ停止機能がない自動復帰タイプであり、擬似共振回路を用いて待機電力低減・高効率・低ノイズ化を実現できます。
また、各種高付加価値機能により少ない外付け部品でより使いやすく簡単に電源設計を行うことができる高機能ICです。
1. 擬似共振動作により高効率・低ノイズ化に寄与
2. 4STEPソフトスタート機能内蔵
3. 起動抵抗が不要な起動回路(HV Startup)を内蔵し、起動回路での損失を大幅に削減
4. 自動谷飛び機能により発振周波数の上昇を抑制し軽負荷時効率を改善
5. 部品追加なしに軽負荷領域の効率を改善するオートバースト機能
6. ノイズに有利なソフトドライブ回路を内蔵
7. 自動復帰タイプの過熱保護・過電圧保護・過負荷保護を内蔵
8. 1次電流制限回路に入力電圧依存補正回路を内蔵し、部品点数を削減
9. 起動回路バイアスアシスト機能内蔵
10. VCC-GND短絡保護機能内蔵
11. 小型化に有利なSOP8/7Jパッケージを採用
アプリケーションノート 目次
1:概要
1.1:はじめに
1.2:特長
1.3:用途
1.4:外形寸法図
1.5:基本構成回路
2:ブロック図
2.1:ブロック図
2.2:端子名称
3:回路動作
3.1:起動
3.1.1:起動回路
3.1.2:ソフトスタート
3.1.3:バイアスアシスト
3.2:発振動作
3.2.1:オントリガ回路
3.2.2:擬似共振動作
3.2.3:ソフトドライブ
3.2.4:谷飛び動作
3.2.5:出力電圧制御
3.3:バーストモード発振動作
3.3.1:オートバースト(自動スタンバイ)機能
3.4:保護機能
3.4.1:VCC 過電圧保護(OVP)
3.4.2:過電流保護(OCP)
3.4.3:過負荷保護(自動復帰タイプ)
3.4.4:VCC-GND 短絡保護
3.4.5:リーディングエッジブランク
3.4.6:オントリガ誤動作防止回路
4:各端子の機能
4.1:Z/C 端子
4.2:F/B 端子
4.3:GND 端子
4.4:OCL 端子
4.5:VG 端子
4.6:VCC 端子
4.7:Vin 端子
5:設計方法
5.1:設計フローチャート
5.2:メイントランス参考設計条件
5.3:メイントランス参考計算式
5.4:各動作点を確認する
5.4.1:式中の記号について
5.4.2 谷飛び開始電力を求める計算式
5.4.3 谷飛び解除電力を求める計算式
5.4.4 オートバースト開始・解除電力を求める計算式
5.4.5 垂下点電力を求める計算式
5.5 各端子の設計
5.5.1 Z/C 端子(5番端子)周辺
5.5.2 F/B 端子(6番端子)周辺
5.5.3 OCL 端子(2番端子)周辺
5.5.4 VG 端子(1番端子)周辺
5.5.5 VCC 端子(3番端子)周辺
5.5.6 共振コンデンサの設定
回路例
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