特長
●トレンチプロセスを採用、
  VFとIRのトレードオフの関係を大幅に改善
 (当社Jシリーズから15%改善)
●VF 0.76V max. 条件 IF(順電流)=20A Tc(ケース温度)=25℃
●VRM(せん頭逆電圧) 100V 電流容量 40A
●TO-220フルモールド(FTO-220G)
第5世代ショットキーバリアダイオード「SUシリーズ」発売のお知らせ

1.概要

この度、当社が新しく開発した第5世代のSUシリーズは、トレンチプロセスを取り入れることで、VFとIRのトレードオフの関係を大幅に改善しました。(図1) このSUシリーズを使用することで、電源全体の効率アップ(図2)が図れ、ダイオード自体の発熱も抑えられることから(図3)、電源の基本ニーズである小型・軽量化、高効率化に貢献することが期待されます。

当社は、これからもお客様のニーズに応える環境性能に優れた高効率パワーデバイスの開発を通して、地球環境保護に貢献してまいります。

図1 VF-IRトレードオフの比較

図2 効率比較、図3 ダイオードの温度比較

2.主な仕様

 主な仕様

3.SUシリーズの特長

「SG40SC10U」は、当社JシリーズのSF30JC10と比較し、実使用領域(IFが10A以下)におけるVFを約0.1V低減(図4)しています。また、従来では、VFを0.1V低減する代償として、IRが約10倍増加していたものが、チッププロセスを新しくすることで1.5~4倍程度に増加レベルを抑えることができました。さらに、逆損失がIRとVR(逆電圧)の積によって決まるダイオード特性に配慮し、高VR時におけるIRの水準を低減していることも、このSUシリーズの特長となっています。(図5)

 図4 順方向特性比較、図5 逆方向特性比較

4.SBDロードマップと特性比較

当社は、2000年以降、第2世代Jシリーズのラインアップを拡充(図6)してまいりましたが、自動車市場などの高温環境下でも使用可能なSBDとして、IRを極限まで低減した175℃保証の第4世代SLSBD®を2008年にリリースしました。

そして、機器の小型・大容量化が進むなか、電源のさらなる効率アップを図るために、今回、第5世代SUシリーズを開発するに至りました。

こうした、さまざまなニーズに応えた製品ラインアップを取り揃えたことにより、電源回路に最適なSBDを選択していただくことができます。

図6 100Vショットキーバリアダイオード ロードマップ

他シリーズとの特長比較

5.外形図

外形図

6.主な用途

7.生産工場

株式会社東根新電元 等

8.生産体制

2010年9月より 量産開始

9.価格

300円

10.最少オーダー数量

2,000個

11.問い合わせ先

 新電元工業株式会社 
 電子デバイス事業本部
 お問合せ

※掲載内容は、2010年12月15日現在のものです。