HV用DC/DCコンバータ

コンバータの役割

当社がHV用に採用されているDC/DCコンバータは、モータ駆動用に搭載された高圧バッテリ(定格144V,288Vなど)から低圧バッテリ(12V系)の電圧に変換するダウンコンバータで、バッテリ充電のほかライト・オーディオ・ECUなど各電装品へ電力を供給しています。

用途と応用機種

自動車の電子化とともに多くの電源供給が必要とされています。当社は長年培った電源回路技術により、エネルギー損失の少ない製品を通じ、環境保護に貢献しています。
下表に示すように用途に合わせて多様な方式の製品を扱っています。

  絶縁型コンバータ 非絶縁型コンバータ 双方向コンバータ
4輪ガソリン車 - LED電源/EPS/アイドリングSTOP -
4輪ハイブリッド車 12Vダウンコンバータ LED電源 大電力昇圧電源
4輪EV車/4輪FC車 12Vダウンコンバータ LED電源 大電力昇圧電源
2輪EV車 12Vダウンコンバータ 12Vダウンコンバータ -

製品紹介
車載用DC/DCコンバータ
車載用電源が搭載されるスペースは限られており小型・軽量化が求められています。一方、エレクトロニクス化の進展により電装品の多様化が進み、供給される電流量は大きくなっています。これらの技術的に相反する課題を解決するため電源回路や放熱技術だけではなく、DSP(Digital Signal Processer)による制御で厳密な内部温度管理を行い、自動車全体との協調を図りながら、ベストソリューションを提供しています。
技術的ポイント
ポイント1
本電源の主回路構成は、より少ない部品でゼロ電圧スイッチング動作可能なため、部分共振フルブリッジ方式を採用しており、内部素子のスイッチング損失の低減を図っています。特に、通常実使用負荷領域を効率の最高点に設定する事により、自動車の一層の燃費向上に貢献しています。
ポイント2
本電源は、制御回路をフルデジタル化(DSP制御)することで、従来のアナログ制御では実現できなかった機能や外部との通信に加えて、高精度な電源監視や高速制御を実現しています。



新電元工業株式会社 © 2002 SHINDENGEN ELECTRIC MANUFACTURING CO., LTD. All Rights Reserved.